令和3年度 綾部山梅林俳句大会 42回【朝日新聞社共催】
選者『かつらぎ』 主宰 森田純一郎
兵庫県知事賞 | 梅日和 すなはち綾部 山日和 | 猪名川町 | 小林 恕水 |
朝日新聞社賞 | 二人良し 独りなほ良し 梅の山 | 玉野市 | 三好 一彦 |
県文化協会賞 | 句碑の道 即観梅の 道となる | 宝塚市 | 広田 祝世 |
たつの市長賞 | うめの花 あかし大はし 見えるかな | 神戸市 | しばかんじ |
佳作10句 | うめの花 みているだけで きれいだな | 姫路市 | 三木 ことり |
佳作10句 | 風のまだ 尖る綾部の 梅ふふむ | 姫路市 | 清瀬 環 |
佳作10句 | どこまでも 空真青なる 梅日和 | 赤穂市 | 木谷 和美 |
佳作10句 | 遣唐使 航きし灘抱き 梅の山 | 赤穂市 | 武本 敬子 |
佳作10句 | 晴天を 衝く瑞枝立つ 梅古木 | 赤穂市 | 山野 萬壽代 |
佳作10句 | 海光を 眩しみ梅を 巡りけり | 尼崎市 | 長谷阪 節子 |
佳作10句 | 一山の 梅二万本 みな薫る | 豊中市 | 金岡 道子 |
佳作10句 | 懐に 古墳を抱き 梅の山 | 神戸市 | 内田 あさ子 |
佳作10句 | なほ上の よき梅見んと 杖を借る | 松坂市 | 平田 環 |
佳作10句 | 梅の香を 乗せて綾部の 臨時バス | 高砂市 | 尾崎 洋子 |
令和3年度 | 梅日和 すなはち綾部 山日和 | 猪名川町 | 小林 恕水 |
令和2年度 | 見渡せば 梅の香かほる 播磨灘 | 守口市 | 加藤 弘文 |
平成31年度 | 貸し杖の 出払ひてをり 梅日和 | 赤穂市 | 稲家 民枝 |
平成30年度 | 照る丘も ひかげる丘も すべて梅 | 神戸市 | 出店 智恵呼 |
平成29年度 | 鎮魂の 心に上る 梅の丘 | 赤穂市 | 武本 敬子 |
平成28年度 | 灘の日の あまねかりける 梅見かな | 淡路市 | 大星 たかし |
平成27年度 | 播磨灘 パノラマめける 梅の山 | 泉南市 | 田辺 洋子 |
平成26年度 | 鳶一つ 灘へ放ちて 梅日和 | 神戸市 | 大成 加寿子 |
平成25年度 | 播磨灘 藍深まりて 梅香る | 岡山市 | 岸野 哲也 |
平成24年度 | 訪ひ重ね 梅も古木に 吾も老ゆ | たつの市 | 津田 照美代 |
平成23年度 | 梅の香よ 届け遠くの 被災地へ | 姫路市 | 打浪 正信 |
平成22年度 | 只中に 佇ち梅の外 何も見ず | 神戸市 | 小島 光子 |
平成21年度 | 梅の山 めぐり一枝の 梅を嗅ぐ | 芦屋市 | 冨田 ひさし |
平成20年度 | 梅の山 ならば頂 まで行かむ | 豊中市 | 山岡 和子 |
平成19年度 | 梅の山 今年はつひに 杖借りて | 太子町 | 桑名 康子 |
平成18年度 | 女坂 なれば杖借り 梅の山 | 神戸市 | 河野 信子 |
平成17年度 | 梅日和 梅弁当を 堪能す | 生駒市 | 中本 定 |
平成16年度 | 梅林に はぐれても会う 出口かな | 西宮市 | 鎌田 廣子 |
平成15年度 | 観梅や 持てといふ 杖断りて | 広島市 | 住田 祐嗣 |
平成14年度 | 梅林の ここがよし又 ここがよし | 井原市 | 平 春陽子 |
平成13年度 | 譲られし杖 又譲り 梅の山 | 新宮町 | 横田 保子 |
平成12年度 | 灘たたへ 梅林たたへ 茣蓙を敷く | 西宮市 | 鎌田 利彦 |
平成11年度 | 梅くぐり 養蜂箱の 機嫌見に | 加古川市 | 渡辺 しま子 |
平成10年度 | 巡礼の ごとくに登る 梅の山 | 姫路市 | 堀川 弘 |
平成 9年度 | 玄室に 居て梅の香と 思はるる | 池田市 | 福本 修一 |
平成 8年度 | 片や灘 片や梅林 茣蓙を敷く | 西宮市 | 鎌田 利彦 |
平成 7年度 | 綾部山 笑へば瀬戸の島 笑ふ | 姫路市 | 的野 一市 |
平成 6年度 | 海霧流れ かはり梅林 広がり来 | 相生市 | 江口 明美 |
平成 5年度 | 播州の 山のまろさや 梅探る | 東大阪市 | 亀岡 昭乃 |
平成 4年度 | 家島も 船も模糊として 梅ぬくし | 赤穂市 | 田中 延幸 |
平成 3年度 | 古木あり 二世めきたる 梅育つ | 大阪市 | 山下 喜代美 |